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【完全ガイド】都市対抗野球 2019年大会まとめ
毎年夏に行われる都市対抗野球大会。
各地域の予選を勝ち抜いた36チームが東京ドームに集結し、約2週間の熱戦を繰り広げます。
そんな大会も今年で”90回目”を迎え、例年以上に注目度が高くなることは必至です!
そこで今回は、2019年大会の情報はもちろんのこと、初めて観戦される方向けの観戦ガイドなどを一挙にご紹介したいと思います。
毎年観戦されている方から、今年初めて観戦しようと思っている方も是非最後までご覧頂ければと思います。
2019年 第90回大会開催概要
会場 | 東京ドーム |
期間 | 2019年7月13日(土)~25日(木) |
主催 | 公益財団法人日本野球連盟 、毎日新聞社 |
後援 | スポーツニッポン新聞社、共同通信社、総務省 |
表彰 (チーム) |
≪優勝チーム≫ 黒獅子旗、連盟杯、宮原賞 (以上持回り)、本田メダル、優勝エンブレム、チャンピオンフラッグ ≪準優勝チーム≫ 白獅子旗、 本田メダル ≪第3位の2チーム≫ 黄獅子旗 ≪各地区代表チーム≫ 第90回大会代表盾 |
表彰 (選手) |
≪橋戸賞≫ 本大会で最も優秀なプレーを続けた最優秀選手 ≪久慈賞≫ 本大会で最も敢闘した選手 ≪小野賞≫ 本大会で特に顕著な活躍をしたチームまたは、監督・選手 ≪若獅子賞≫ 本大会で最も活躍した新人選手 ≪首位打者賞≫ 準決勝に進出したチームで、4試合(打席12、打数10)以上出場して、最高打撃率を記録した選手 ≪打撃賞≫ 打撃面で特に活躍した選手 |
地区別出場枠
各都市での地方予選を勝ち抜いたチームが推薦枠という形で出場権を獲得することができる。
尚、前年度優勝チームが推薦枠という形で予選免除で出場することができる。
推薦 | 大阪市・大阪ガス(前年度優勝) |
各地域ごとに出場枠が決められており、各都道府県を以下のような形で割り振られている。
地域 | 出場枠 | 都道府県 |
北海道 | 1 | 北海道 |
東北 | 3 | 青森 ・ 岩手 ・ 宮城 ・ 秋田 ・ 山形 ・ 福島 |
北信越 | 1 | 長野 ・ 新潟 ・ 富山 ・ 福井 ・ 石川 |
北関東 | 2 | 茨城 ・ 群馬 ・ 栃木 |
南関東 | 3 | 千葉 ・ 埼玉 |
東京都 | 4 | 東京 |
西関東 | 2 | 神奈川 ・ 山梨 |
東海 | 7 | 静岡 ・ 愛知 ・ 岐阜 ・ 三重 |
近畿 | 6 | 京都 ・ 滋賀 ・ 奈良 ・ 大阪 ・ 和歌山 ・ 兵庫 |
中国 | 2 | 岡山 ・ 広島 ・ 山口 ・ 鳥取 ・ 島根 |
四国 | 1 | 香川 ・ 愛媛 ・ 徳島 ・ 高知 |
九州 | 3 | 福岡 ・ 佐賀 ・ 長崎 ・ 大分 ・ 熊本 ・ 宮崎 ・ 鹿児島 ・ 沖縄 |
出場チーム
代表地区 | 都市 | チーム名 | 出場回数 |
推薦 | 大阪市 | 大阪ガス | 2年連続25回目 |
北海道 | 室蘭市 | 日本製鉄室蘭シャークス | 5年ぶり4回目 |
東北 | 仙台市 | JR東日本東北 | 4年ぶり24回目 |
山形市 | きらやか銀行 | 2年ぶり3回目 | |
仙台市 | 七十七銀行 | 2年連続13回目 | |
北信越 | 長野市 | 信越硬式野球クラブ | 2年連続24回目 |
北関東 | 鹿嶋市 | 日本製鉄鹿島 | 4年連続19回目 |
日立市 | 日立製作所 | 2年ぶり37回目 | |
南関東 | 千葉市 | JFE東日本 | 3年ぶり23回目 |
狭山市 | Honda | 3年連続33回目 | |
さいたま市 | 日本通運 | 5年連続44回目 | |
東京 | 東京都 | 鷺宮製作所 | 2年連続14回目 |
東京都 | NTT東日本 | 4年連続43回目 | |
東京都 | JR東日本 | 10年連続22回目 | |
東京都 | 明治安田生命 | 4年ぶり6回目 | |
西関東 | 横浜市 | 三菱日立パワーシステムズ | 4年連続11回目 |
川崎市 | 東芝 | 11年連続41回目 | |
東海 | 浜松市 | ヤマハ | 3年ぶり40回目 |
名古屋市 | 東邦ガス | 3年連続13回目 | |
鈴鹿市 | Honda鈴鹿 | 4年連続24回目 | |
岡崎市 | 三菱自動車岡崎 | 2年ぶり11回目 | |
豊田市 | トヨタ自動車 | 5年連続21回目 | |
春日井市 | 王子 | 2年連続17回目 | |
名古屋市 | JR東海 | 2年連続29回目 | |
近畿 | 神戸市・高砂市 | 三菱重工神戸・高砂 | 6年連続36回目 |
姫路市 | 日本製鉄広畑 | 8年ぶり32回目 | |
大阪市 | NTT西日本 | 5年連続30回目 | |
京都市 | 日本新薬 | 6年連続36回目 | |
大阪市 | 日本生命 | 2年ぶり40回目 | |
門真市 | パナソニック | 4年連続53回目 | |
中国 | 福山市・倉敷市 | JFE西日本 | 3年ぶり10回目 |
岡山市 | シティライト岡山 | 初出場 | |
四国 | 高松市 | JR四国 | 3年連続12回目 |
九州 | 熊本県大津町 | Honda熊本 | 4年連続13回目 |
北九州市 | JR九州 | 3年ぶり20回目 | |
宮崎市 | 宮崎梅田学園 | 初出場 |
組み合わせ・試合結果
入場料
入場料は、席種別に以下の通りの値段設定となります。
席種 | 料金 |
特別席 | 2,600円(前売り2,400円) |
バルコニー席 | 大人:1,700円 小・中学生:800円 |
外野席 | 大人:1,000円 高校生以下:無料 |
※プレミアム席、エキサイトEASYシートは全試合指定、前売り券、当日券共に各試合3,000円。販売は東京ドームのみ。
- 東京ドーム
- 各コンビニ店頭
-
JR東日本みどりの窓口・びゅうプラザ
- チケットぴあ(Pコード842―521)
- ローソンチケット(0570・000・732、Lコード34501)
- イープラス
- CNプレイガイド
- 楽天チケット
-
JABAオンラインチケット
観戦ガイド
都市対抗野球は社会人野球のトップチームが集うため非常にレベルが高く、プロ野球ドラフトの目玉選手なども多く出場します。そんなハイレベルの野球を一日中しかもいい席で安く見ることができるのが都市対抗野球の魅力なんです!
そこで、あまり社会人野球を見たことがない方や今回初めて行こうと思われている方向けに有益情報をご紹介したいと思います。
おすすめ座席
上の方でご紹介した通り、プレミアム席、エキサイトEASYシート以外は自由席となっています。
そのため、プロ野球の試合では高くて手が出ないような良い席でもお手頃価格で観戦することが可能です。
その中でも、特におすすめしたいのは、「特別席」です。
バックネット裏やダグアウト前など非常に近くで選手を見ることができ、出場チームの雰囲気も感じることができるため、おすすめです。
次におすすめするのは「チーム席」です。
あまり聞きなれない席種かと思いますが、これは応援団を中心に出場チームの応援をする席となっています。プロ野球でいうところの外野席みたいなイメージです。
チーム席の最前列では舞台が用意されており、親会社などから派遣された応援団やチアガールが盛り上げて応援するような席となっています。各チームごとに応援に特色があり、初めて行っても楽しめること間違いなしです!
チーム券
先ほどおすすめ座席でご紹介した「チーム席」。
この席は、出場チームの会社がチケットを買い取り、応援してくれる人に無料で配布しています。
そうです。チーム席であれば無料で見ることができるんです!
さらにチームによっては、企業名が入ったうちわやタオルなどの応援グッズも合わせて配布していたりするのでグッズを手にそのチームを応援するのも楽しいですよ!
参考に以前の大会で配布されたグッズの一部をご紹介します!
こちらのチーム券ですが、各試合ごとにチーム席は入れ替えとなるため毎試合チーム券を貰い直す必要があります。
チーム券自体の配布は試合開始前から行われますが、企業の関係者も多く詰めかけるため券をもらうまでに1時間程度掛かることもしばしばあります。暑さ対策などもしながらなるべく早めに配布列に並ぶようにしましょう。配布場所は、1塁側と3塁側でそれぞれ別の場所で配布しています。
各企業の関係者の方がプラカードなどで配布場所を案内しているので、わかりやすいと思います。
さいごに
都市対抗野球は、一発勝負のトーナメントのため1球1球に緊張感が漂いながらも、スタンドに目をやると個性豊かな応援でチームを後押しする光景がなんとも言えない雰囲気を演出しています。
さらに近年では、西武の源田をはじめDeNAの宮崎、オリックスの山岡・田嶋など社会人野球出身のスター選手が多くプロ野球の世界で活躍しています。
そんな将来のスター選手を探してみることも都市対抗野球の楽しみ方の一つでもあります。
そんなハイレベルな野球が一日中楽しめる都市対抗野球を観戦しに、東京ドームへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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